2008年9月24日水曜日

「縮めた国の遊園地に流れるがっかりな音」

12の季節と200の場所と60の年齢についてある年齢の人がある季節にある場所に来たときにはこう詠まざるを得ないと言う短歌が既に全て決定されている狭い村の、これから日本で暮らす初対面の外国人との間で日本人側に有利な形での絆を深めることのできる遊具がたくさん設置されているといわれる遊園地に流れている、スピーカーからありえない音が出てくるのを待っている聴衆がその音について膨らませていた噂を元にありえない音を作ろうと思っていた詐欺師ががっかりするほど膨らまなかった噂のせいでスピーカから出てきた聴衆をがっかりさせる音。

2008年9月15日「狭い村」2008年9月9日「遊園地に流れている音」

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