2008年10月2日木曜日

「積み木工場の横に立っているのが見える壁をカウントする係り」

窓側の座席に座って窓から外を眺めると500年間村長が変わらない村や50年間市長が変わらない市や5年間首相が変わらない国などが景色の近いところや奥のほうに次々に通り過ぎていくのが見える新幹線からも一瞬だけ見える、いろいろな形が入っていて1時間ほど暇を潰せたけどもう飽きた積み木のセットをセット内容が異なる他人の積み木のセットと交換すると言う一瞬の交流と長時間の暇つぶしが繰り返される社会システムの維持を支える積み木工場の横に立っているのが見える、地図を埋め尽くすかつてここに汚いものがあったという記号の密度を我慢できるぐらい見やすくなるまで下げるために必要な表示指定期間の短縮のスパンに基づく移住が不可能になったことから始まった定住の区画内で、冗談を言って笑ってくれたら互いに仲間と認識し冗談を言って笑ってくれなければ互いに中まで無いと認識するというルールについて張り紙をする必要があると思われる壁の数をカウントする係。

2008年9月19日「新幹線からも一瞬だけ見える積み木工場」2008年6月17日「定住の区画内で壁の数をカウントする係」

0 件のコメント: