2009年1月8日木曜日

「個室でする顔つき」

コンピュータの計算結果と現実の結果とがぴったりと一致する物事の中でもっとも複雑な物事の一つ外にある物事を相手にする仕事をしている、一人の両手に嵌めた二つの指人形を最も距離が遠くなるように目いっぱい腕を広げたのと同じような距離の中に居る二人がそれぞれ、自分専用の部屋が無ければ読めない本を読みたいのに自分専用の部屋が無いときに家の外に探す壁一枚と同じ働きをする他人との距離が四方向に揃っている場所から帰ってくる、シナリオ通りの家庭生活を送るためにシナリオに書かれたセリフを暗記するのに必要な各自の個室でする、最終的に人間の器官のどれかに成長するオタマジャクシの詰め合わせを最後まで飼育したときの水槽の様子を覗き込む時の、全て片仮名で表記すべきであるとされている類の独り言が歌詞になっている歌を聴いて記憶したものが心の中で流れているような顔つき。

2008年11月24日「二人がそれぞれ帰ってくる個室」2008年12月25日「水槽の様子を覗き込む時の顔つき」

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