2009年4月28日火曜日

「バス停の列に加わろうとする生命」

忘れてしまった自分の記憶について正しい自分の記憶にたどり着くための推理を一緒にやってくれる赤の他人と立つ、嫌いなタイプの人で満員になっているバスと好きなタイプの人で満員になっているバスとが交互に数年毎に一応停車するバス停の列に加わろうとする、時刻と目印になる建物と星座の位置関係とで自分の誕生日を初めて確認した日と最後に確認した日との間で全く変化しなかったものについて考える、世界の起源を探し求めて地球上を歩き回る人間のように宇宙の起源を探し求めて宇宙のへりを歩き回ることができる存在として何かで構成された生命。

2009年4月3日「赤の他人と立つバス停」2009年4月12日「変化しなかったものについて考える生命」

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