2009年12月31日木曜日

「機械に挟まったままになっている紙」

潜ると北極や南極の氷が溶けて流れ出た水が混じっているのを髪や耳で味わい深く感じることが出来る海水浴場に置いてある、いろいろなもの同士の摩擦によって発生する音だけを使った音楽をいろいろなものを乗せて回転する二枚の板同士の摩擦で再現する機械に挟まったままになっている、二階のいくつかの窓から自分の生涯の行動範囲の全てを見渡すことが出来るような場所に立っている自宅の部屋で振り返る思い出を書き込んだ、目から光線が出る怪獣のおもちゃを買うとセットになって入っているその光線だけに反応して当たると溶ける紙。

2009年11月28日「海水浴場に置いてある機械」2009年12月20日「思い出を書き込んだ紙」

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