2010年1月31日日曜日

「大会の練習をしている人が疲れて眠ると言ってしまう寝言」

暇であることを心地よく感じる人達が参加して暇であることを苦痛に感じる人達が観戦する暇であることをどれだけ耐えられるかを競う大会の練習をしている、意見が中立であれば少なくとも殺されることはないという社会で仕方なく意見を持たずに中立を表明し続けながら生きている人が疲れて眠ると言ってしまう、夜の空に浮かぶ金色の月全体を緑の芝生で覆うという計画に絶対賛成の国と絶対反対の国とに分かれて行われる激しい争いについての、高校生の頃教室の机で寝た振りをしながら考え続けていたことを年を取ってから見る夢の中で繰り返し考えて言っている寝言。

2010年1月3日「大会の練習をしている人」2010年1月17日「激しい争いについての寝言」

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