2010年3月7日日曜日

「会でいつも話題になる悲しさ」

朝早くに起きないで眠り続けるための時間をお金を出して買うことが出来るけれど値段が上がり過ぎて誰も買えずに皆早起きな朝にニュースで見る、夜の空に浮かぶ金色の月全体を緑の芝生で覆うという計画に絶対賛成の国と絶対反対の国とに分かれて行われる激しい争いを忘れる頃に始まる、自分の父や母についての記憶を蘇らせることが出来るものがいくつか入っている箱を一つの部屋に大勢で持ち寄って無造作に並べたりピラミッドにしたりして眺める会でいつも話題になる、現在自分が直面している恐怖よりもこの画像の中の人が感じている恐怖の方が酷いと感じることで自分の中の恐怖を誤魔化すために見る画像を見た後で薄く湧いてくる、成長する過程にあるものしか映らないという機能がついたカメラにある時から自分の姿が映らなくなってしまった悲しさ。

2010年2月24日「激しい争いを忘れる頃に始まる会」2010年1月24日「恐怖を誤魔化すために見る画像を見た後で薄く湧いてくる悲しさ」

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