2009年6月7日日曜日

「星の上で行う歩行」

自分の不幸については弱気他人の不幸については強気で行くか自分の不幸については強気他人の不幸については弱気で行くか自分の不幸にも他人の不幸にも強気で行くか自分の不幸にも他人の不幸にも弱気で行くかで迷っている中学生が作り出す、人生の途中で過去に生きていた誰とも同じでないことが明確になってからの死とそうでない死とを区別するための死の呼び方のイメージに近い、銀河が一枚のCDだとするとプレーヤーにかけたときにどんな音がするかを確かめるために打ち上げられた人工衛星にレーザーを照射されちゃっている、近眼の目玉がたくさん浮かんでいるような宇宙の中でもっとも近眼の度合いが進んでいる星の上で、移動しながら行われる空気の振動を利用した半径五メートルまで届く放送を耳で受信しやすい位置を保つために行う歩行。

2009年4月26日「死の呼び方のイメージに近い星」2009年5月31日「位置を保つために行う歩行」

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