「座布団のことが気になるハンカチ」

人を含む生態系の維持には関係のない悪い生物を含む生態系全体を低コストで破壊するために応用されるエコロジーの実験に使われる、薄くて弱くて買ったものを入れて持ち歩くとすぐに裂けて穴が開いて使い物にならなくなってしまう信頼性を低くしたビニール袋に詰めて運ばれる、厳しく禁止していた楽しいことやエッチなことや犯罪的な事に対するルールを少しずつ緩めていくことを周りの国から求められている国が輸出する、携帯でゲームばかりしている人達にも受ける感じでかつ広い場所に数十枚並べてもおかしくないフォーマルな感じでかつ部屋の隅に重ねておいてもエコな感じのする座布団のことが気になる、皮膚が自分の最も外側の表面ではなく衣服が最も外側の自分の表面だと感じるようになっている人が衣服を脱いだときに皮膚の表面で感じる感覚の上に迷い込んだ、温度や湿度などの条件が揃うと伸び縮みの運動を始める繊維からできた小さな布を集めてできていて落とすとどこかに歩いて行ってしまうハンカチ。

（2008年 3月 02日「ビニール袋に詰めて運ばれる座布団」＋2008年 02月 17日「感覚の上に迷い込んだハンカチ」）