2010年5月2日日曜日

「夢の後の生活を共にする人」

けっこう長いけれどそれ全体で一つだと思っていたものが実は何か二つが繋がったものであるということが分かった瞬間に思い出す、地面が透明な星で屈んで顔を地面にくっつけると遥か遠くに見える星の裏側の様子を覗いている時に感じる高所恐怖症のような感覚でさめる、宇宙と向かい合ったままの眠り方がいいか宇宙に背を向けた感じの眠り方がいいか15分ごとに迷いながらみている夢の後の、個体を構成する成分に占める水分の量が人間のからだと同じくらいになっている家具や電化製品や自動車などに囲まれた生活を共にする、大災害などで人類のほとんどが居なくなってしまった後に生き残った人々の心をよぎる取り敢えず人口を増やさなければという脅迫的なアイディアについて話す、頭の中で妄想や思考をするときの言葉が頭の中に入りきらなくて溢れた分だけを誰かに声に出して話そうと考えている人。

2010年4月10日「夢の後の生活」2010年4月16日「アイディアについて話す人」

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